調査結果のページにもどる
■ 鶴川さくら病院
町田市小野路町1632 TEL042-735-2621 FAX042-734-3518
設立年:1994年、旧吉沢病院から現法人に変更
精神病床数:118床
 開放病棟:1棟60床  閉鎖病棟:1棟58床  保護室:2床
 専門病棟:精神療養1病棟 1棟60床
 作業療法実施
関連施設:介護老人保健施設


<訪問した私たちのコメント>
 建物の新築、吉沢病院から鶴川さくら病院への一新から、前回調査が5年目、今回調査が10年目に当たる。差額の閉鎖病棟は、裕福な痴呆のお年寄りの入院需要に応えている。このアメニティなら家族も入院させやすい。調査員も臭気の無さをはじめ、アメニティの良さの重要性をあらためて感じた。「将来的には受け入れ対象を老人にしぼっていきたい、今のような中途半端では病院として生き残れない」とのことだったが、現在のところ開放の療養病棟は、生活保護を含む統合失調症中心の一般的精神障害者に利用されている。本調査をはじめ外からの働きかけにオープンな姿勢をもっているとのことなので、町田地区の当事者も含む支援ネットワークの退院促進活動などを積極的に受け入れ、地域のニーズに応える病院になることが望まれる。

<病院からのアピール>
・こころ見つめる、あたたかな眼差し。私達のモットーは、「笑顔とおしゃれ」です。
・鶴川さくら病院の各スペースは、清潔さと、心なごませる快適なひろがりに満ちています。入院生活を過ごされる場所の心地よい雰囲気、清潔さ、おしゃれを気づかう優しい気持ちと、治療と共に大切な様々なこころ配りが「衣」「食」「住」の快適なひろがりを生んで、明るい笑顔から明日の新しい力が芽生えていく、そんな願いの下に、心から皆様をお迎えしております。
・又、高齢社会の現実化に伴い、痴呆症のお年寄りの問題も深刻化していますが、これらの原因は、個人個人によって異なります。私たちは一人一人の性格を把握し、何が原因かを内面から見極めていく専門的な心理療法を通して皆様と接しています。
・老人性痴呆症治療において大切な事は、脳をはじめとする身体的治療にのみ頼らない、という点にあります。鶴川さくら病院では、一人一人の心と性格を見つめながら、それぞれ自立した生活を送られるよう、全快へ向けたケアを、治療・看護・生活療法の各方面からすべてのスタッフが全力でお世話しております。


☆詳しくは、本をお買い求め下さい。
調査結果のページにもどる