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■ 陽和病院(指定・応急病院)

練馬区大泉町2-17-1  TEL03-3923-0221  FAX03-3923-3955
設立年:1958年
精神病床数:460床
 開放病棟:5棟324床  個別開放病棟:1棟34床  閉鎖病棟:2棟102床
 保護室:23床
 専門病棟:急性期1病棟 1棟36床
作業療法、デイケア、ナイトケア実施
関連施設:介護老人保健施設  訪問看護ステーション  在宅介護支援センター
     ヘルパーステーション  グループホーム  サテライトクリニック



<訪問した私たちのコメント>
 この調査の実施主体である東京精神医療人権センターと東京都地域精神医療業務研究会の前代表・藤沢は、1980年代陽和病院の院長を務めた。藤沢らが1983年に原則化した、全館開放赤マーク方式・病棟を機能分化せずすべての病棟で入院から退院までを担う・患者を選ばず受け入れるとの方針は、職員が疲弊し、経験が蓄積されず、後進が育たない等の理由で「つぶれた」と院長が語った。その後見直しが進み、90年代に機能別病棟編成、急性期治療モデルの導入により定着し、リハビリテーションプロジェクトが軌道に乗ってきたところというのが現状と見えた。この間の道筋は平坦ではなかったと聞いているが、他の病院と比較してみると、この病院全体の開放的、人間的な雰囲気、病院側の熱意や率直さは印象に残った。

<病院からのアピール>
・地域密着型の専門施設として、地域精神医療・メンタルヘルス〜ノーマライゼーション推進の一端を担うことを目指している。
・法人関連部門(サテライトクリニック、訪問看護ステーション、グループホーム、介護老人保健施設など)と連携し、急性期治療、精神科リハビリテーションなどの各段階や、年齢層に応じた包括的なサービスを企画。
・院内のリハビリ・プログラムの整備、諸部門や地域支援機関・組織とのチームアプローチにより、長期入院者の地域生活へ向けたリハビリ機能を強化。
・地域との敷居をより低くし、当事者グループや作業所、ボランティアとの協働プログラムの充実、生活支援センターとの交流などを推進。
・当事者、家族、ボランティア、地域の支援者・組織から学ぶ姿勢を大切にしていきたい。


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